もの

先日某ライフスタイル雑誌の仕事で、自分の持ち物の中で「いるもの/いらないもの」をグラフにするという取材を受けました。

 

物は調理道具に限らず、洋服や靴、アウトドア道具など何でもオッケーで、思い入れのあるもの→そんなにないもの/よく使うもの→使わないもの、という風に分類された。

 

こうして改めて自分の持ち物を見回していると、ある傾向に気付く。

 

 

20年前と趣味が変わっていない。

丈夫で長く使える物が好き。

使い込むほどに味の出る物が好き。

衝動買いした物は結局使わなくなる。

一つで何通りもの使い方の出来る物がいい。

グレーと紺とカーキが好き。

思い入れのある物は家族の思い出が多い。

旦那と一緒に決めた物ははずれがない。

もらった物は捨てられない。

ジーンズが好き。でも何本も持つより気に入ったジーンズを毎日はいていたい。

 

 

 

気に入った物を長く愛用したいという気持ちが強く、だから本当は毎日おんなじ服を着ていたいくらい。

でも人にも会うし、雑誌にも出るし、毎回同じ服を着ているのはどうなのか?と去年は沢山服を買ってみました。買い物という物はあるいみ中毒性があって、一つ手に入れるとまた別の物が欲しくなる。

そして気がつくと身の回りには沢山の服と道具達。

 

お洒落な旦那を見て、全然服を持っていない私はなんだか可哀想、、、と思っていろいろ買ってみたけれど、でもやっぱり気に入って着ているのは自分の中の定番となっているジーンズとシャツだったり。

お洒落をしたくて買ったはずのワンピースやジャケットは結局今年の夏は一度しか着ずに、衣替えと同時に衣装ケースの奥にしまわれました。

 

 

少し前のBRUTUSの中の記事で松浦弥太郎さんが言っていた事を思い出す。

 

「何かを沢山もっていることは、なるほど素敵だ。しかし、その持っているものを理解していなければ、持っているとは言えないだろう。」

 

なんだかハッとさせられる言葉でした。

 

 

 

一人暮らしをしていた10年前。

1Kの和室には、本棚とテレビとターンテーブルしかありませんでした。

テレビもターンテーブルも畳の上に直に置いていて、洋服も押し入れの中に入れた衣装ケース1個に入ってしまうほどしか持っていなかった。

 

その時はそれで十分だった。

 

 

 

いろんな世界を知るうちに集まって来た物たち。

松浦さんの言うように、それはとても素敵な物たちだけど本当に必要な物なのだろうか?

 

だからせめて自分の持っている物の全てを把握できるくらいまで整理してみようと思います。

そうすればきっと今よりももっと身軽になれる気がする。

 

身軽になった体でさて、どこに行こう。